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特殊ボルトを製作する場合は?

こんにちは! マキナーズ(MachinaZ)の宮下です。 

 

突然ですが、図面のような特殊ボルトを製作する場合はどうしたら良いでしょうか?

 

材質は鉄(SS)とします。

 

①掴み部分に、Φ6の丸棒を溶接してから、旋盤加工→フライス加工

 

②Φ30の丸棒を旋盤加工→フライス加工

 

③掴み部分をレーザー加工→中心にM6タップ加工→寸切りボルト(45mm)→溶接→旋盤加工

 

④掴み部分をレーザー加工→旋盤加工(中心にM6タップ)→寸切りボルト→ナットで固定

 

いくつかの方法があります。

 

①は溶接、旋盤、フライスの工程が3となるので、コストが高くなります

 

②は、旋盤加工量が多いので高くなるように思えるのですが

 

実際は、①よりは加工コストを抑えることができます。

 

③は、溶接時にボルトのヒズミリスクがあります

 

④は、コストも抑えることができて、M6ボルトを交換して使用することができます。

 

このように、使用用途・コストを考えて設計、加工方法を選択してみましょう\(^o^)/