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アルミ板の選定方法

こんにちは! 石川県白山市の機械加工と板金加工マキナーズ(MachinaZ)の宮下です。 

 

今日はお客様からの質問で設計でアルミの板厚をどのように選定したら良いのか?

 

こんな相談がありました。

 

 

アルミの板厚を選定する際の注意点

 

強度

アルミの強度は板厚に比例します。板厚が厚いほど強くなります。そのため、強度が必要な部位には厚い板厚を選ぶ必要があります。

 

加工性

アルミの加工性は板厚によって異なります。板厚が薄いほど加工が容易になります。そのため、加工が複雑な部位には薄い板厚を選ぶ必要があります。

 

耐食性

アルミの耐食性は板厚によって異なります。板厚が厚いほど耐食性が高くなります。そのため、耐食性が重要な部位には厚い板厚を選ぶ必要があります。



コスト

アルミの板厚によってコストが異なります。板厚が厚いほどコストが高くなります。

 

アルミの板金加工と溶接と機械加工の注意点

 

アルミの板厚によって、レーザー加工、溶接、曲げ加工、機械加工の注意点は下記のとおりです。

 

レーザー加工の穴加工

板厚未満の穴をレーザー加工すると穴の形・大きさが不安定になります。

例えば、板厚9mmでアルミ板にΦ6のレーザー加工をすると穴の形・大きさが不安定です。そのような場合は、機械加工を推奨します。

 

ウォーターカット

板厚4mm以上はウォーターカットを推奨します。

アルミのレーザー加工では、板厚4mm以上では切断面・穴径・形が不安定になります。ただし、切断面・穴径・形の公差、面粗度に余裕があるのであれば、レーザー加工で板厚25mmまで可能です。



曲げ加工

アルミは曲げ加工がしやすい材料ですが、板厚が厚くなると割れが発生しやすくなります。厚みが必要な場合は、アルミ溶接を検討しましょう。

 

溶接加工

アルミ溶接は、鉄溶接に比べて難易度が高く。アルミは熱伝導率が高いため、溶接時に熱が急激に伝わり、熱割れ・ヒズミが生じやすくなります。

 

表面処理

アルミは表面処理によって、耐食性やデザイン性を向上させることができます。表面処理にはさまざまな種類があり、板厚によって適切な方法が異なります。

 

アルミの板厚を選定する際には、これらの点に注意して、製品の用途や仕様に合った最適な板厚を選択する必要があります。