こんにちは! 石川県白山市の機械加工と板金加工マキナーズ(MachinaZ)の宮下です。
今日は、小学生でも分かるように硬質クロームメッキを説明します。
メッキって何?
皆さんが持っているおもちゃの車や、お母さんの指輪など、
キラキラ光るものを見たことがありますか?
それらの表面に、薄い膜を貼って光沢を出したり、
錆びにくくしたりしているのが「メッキ」です。
硬質クロムメッキってどんなメッキ?
硬質クロムメッキは、その名の通り、とても硬いクロムという金属でメッキをすることです。
クロムは、とても硬くて、すり減りにくく、サビにくい金属なんだ。
だから、硬質クロムメッキをしたものは、長く使うことができるのです。
例えば、鉛筆の芯を想像してごらん。
鉛筆の芯は、書いているうちにどんどん短くなってしまうよね。
でも、鉛筆の芯を、とても硬いダイヤモンドに変えたらどうかな?
ダイヤモンドは、とても硬いから、なかなか短くならないでしょう。
硬質クロムメッキも、これと同じように、ものに硬くて丈夫な膜を張って、長持ちさせようとするものなんだ。
硬質クロムメッキはどこに使われているの?
硬くて丈夫な硬質クロムメッキは、いろいろなところで使われています。
自動車: エンジンの中や、タイヤの軸など、
たくさん動いたり、擦り減ったりする部分に使われています。
工場にある大きな機械や、私たちの身の回りにある小さな機械にも使われています。
プラスチックのおもちゃや、お菓子を作る型などを作るために
使われる金型にも、硬質クロムメッキがされています。
なぜ硬質クロムメッキをするの?
長く使えるようにする : 硬くて丈夫なので、物がすぐに壊れてしまうのを防ぎます。
きれいに保つ : サビにくく、光沢があるので、いつもピカピカです。
スムーズに動かす : 表面が滑らかになるので、物がスムーズに動きます。
まとめ
硬質クロムメッキは、物を長く使えるようにするために、
とても役に立つ技術なんだ。
私たちの身の回りには、硬質クロムメッキが使われているものがたくさんあるんだよ。
難しい言葉
クロム : 銀白色の金属で、とても硬く、光沢があります。
メッキ : 金属の表面に、他の金属の薄い膜をはることを言います。
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