三価クロメートと六価クロメートの違いとは?
『六価クロム』は耐食、防食性に優れた性質を持ち、金属製品の防錆用表面処理として建築金物、ビス等で幅広く使われています。
しかし、強い酸化作用があり、環境破壊・皮膚や粘膜に付着すると皮膚炎や腫瘍、ガンの原因になる物質ともいわれています。
また、大量に存在すると水に溶けやすい性質があるため地下水に溶け込んだりすることで、自然環境の悪化もまねく弊害があり、人体と環境への影響があると危惧されています。
三価クロムめっきは六価クロムめっきに対して、作業性、安全性、環境問題に関して優位性があるものの、コスト面には短所があります。